「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」
今年のゴールデングローブ作品賞(ミュージカル・コメディ部門)に輝いた「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」。これを受けてか、当初は日本ではDVDスルーの予定だったのだけど、急遽劇場公開が決定した。
ストーリーは、タイトルの通りです(笑)。
ハリウッドの現代コメディって、どれだけ下品さが抑えられるか、それでいて笑えるかが勝負だと思うけど、この作品はそこまでお下劣さがないのが好印象だ。たとえばセス・ローゲンの「スーパーバッド 童貞ウォーズ」「スモーキング・ハイ」など笑いに負けじとエログロさが半端なかったり、ウィル・フェレルの「俺たち」シリーズ(注:日本で勝手にシリーズ化ぽくしてるだけで本当は単品別個もの)はオフにハズしすぎて笑えなかったり、ちょうどその中間に位置するのがこの「ハングオーバー!」。ありきたりなバチェラーパーティの失態を、やり過ぎない範囲でツイストしている。
二枚目俳優ブラッドリー・クーパーは日本でも着実にファンを増やしていると思うけど、実は一番コメディが似合うのではないか。ジャスティン・バーサは、日本のTVドラマでいうと加藤晴彦みたいな“そこそこのナイスガイ”キャラを脱皮して、もっと新しい顔を見せてほしい。憎めない変人のザック・ガリフィアナキスは間合いが絶妙だし、エド・ヘルムズのピアノソロも爆笑必至。
エンドロールの“謎解き”写真も大いに笑わせてくれる。このコテコテのエンターテイメント主義が、ハリウッド・コメディの品位だよね。
この作品のBGA評価は3.5点
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